先輩社員の声06 ー検査部

私は機械学科の出身なのですが、学校のカリキュラムにCAMの講習があり、先生から「CAMはプログラム作業だが一人ひとりにやり方がある」と聞きました。プログラム作業でも答えがひとつに決まっておらず、個人で差が出るという点で、基礎は一緒でも自分の経験に基づいてノウハウを積み上げて行けるところに興味がわきました。そのため、CAMを使用しNC加工を行っている企業に就職したいと思いました。

金型部品は一品物が多く、一言で検査といっても毎度同じ方法はできません。
なかには「これどうやって検査するんだろう」と思うような部品もあります。検査方法を部署で話し合い、時には過去の事例など引っぱり出して試行錯誤しながら知識を蓄えて行きます。後に似たような部品を検査する際に、以前行った方法を活用して検査しているときに自分は成長してると感じます。

休憩時間は各々、趣味の話をしている人、寝ている人、タバコを吸っている人とさまざまです。みなさん自由気ままに休憩時間を過ごしています。私も自由気ままに昼寝をする人です。休みの日などは、ふたまわり以上も歳が離れている従業員同士でもバイクツーリングや釣り等の趣味を共有するなど、年齢の壁が感じられない社風です。

私の先輩は20代後半から70代と幅広いです。年齢が近い先輩からは最新技術の知識を教わり、大ベテランの先輩からは基礎知識や昔の金型の構造など教わることができます。先輩方の経験や知識を目の当たりにするたびに尊敬しています。

私はバイクが趣味なのですが、携わったエンジンが搭載されたバイクをテレビや街中で見かけると、とても誇らしく思います。今後、「あの車も、あのバイクもウチの会社で作ってるんだぜ」と自慢できるように、大きな会社にして行きたいです。