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| 株式会社フジ|鋳造用金型、各種治具の設計・製作の株式会社フジ

PDMとは?金型設計に必要なツール

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目次

 1、PDMとは

 2、PDMの機能
  1、ファイル管理
  2、ワークフロー管理
  3、設計データ検索
  4、リビジョン管理
  5、部品表管理

 3、PDMを導入するメリット
  1、ファイル同士の紐づけ
  2、ステータス管理
  3、設計データの再利用
  4、チーム設計

 4、㈱フジでの活用


1、PDMとは?

PDMとは「Product Data Management」の略で、「製品データ管理」を意味する。
製品設計に関わるデータファイルやドキュメントを一元管理することで、生産工程の効率化を図る手法です。
弊社での製品は「金型」になりますので、弊社では金型設計データの管理を意味します。

2、PDMの機能

代表的な機能を紹介します。

1、ファイル管理

CADファイル、文書ファイル、画像ファイルなど、すべての設計データを管理します。
データ格納場所(ボルト)を作成・管理し、保管および取り出すことができます。

2、ワークフロー管理

業務の流れに沿ったワークフローを構築できます。(例:設計中→設計完→出図)
また、必要とされるチェックポイントには承認者も設定できます。

3、設計データ検索

複数のデータ種類(CADファイル、文書ファイル、画像ファイルなど)を対象に検索を行えます。
名前、日付、ステータスなどの幅広い検索条件を使用してドキュメントを見つけることができます。

4、リビジョン管理

設計中に伴うリビジョン(履歴)を管理できます。過去の設計変更を追跡し、データを復元することも可能です。

5、部品表管理

部品表(BOM)情報を管理および操作、利用できます。
CADファイルの構成から個別のBOMファイルを作成することができます。


3、PDMを導入するメリット

1、ファイル同士の紐づけ

複数ファイルの紐づけ管理ができます。
ファイルを別のフォルダに移動、または名前変更した際にも、自動的に更新が行われるため、
紐づけされたファイルも壊れることがなく、修正する手間がありません。

2、ステータス管理

ワークフローの機能を使うことで、単一データにステータスを与えることでき、進捗確認ができます。
承認機能や変換機能も持たせることもできます。それらのプロセスを自動化することで高効率な設計が可能です。

3、設計データの再利用

検索ツールを使用して、幅広いファイルタイプで必要なデータをすばやく見つけられます。
設計データの再利用を、効率よく実現できます。

4、チーム設計

複数人での設計が可能です。アクセス権限を与えたり、誤った上書き保存、誤消去を防ぎます。
最新の情報を共有し、複数人で同じプロジェクトを作業できます。 


4、㈱フジでの活用

1型、数百点もの部品がある金型において、データ管理は非常に重要になります。
PDMシステムは独自の構築が必要で時間が掛かります。弊社では10年以上前に導入し日々改善してきました。
3D金型設計では、チーム設計が可能ですが、それらを助けるコミュニケーションツールの一部です。

お客様のご要望に応えるため、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)向上のため、必要不可欠のシステムです。


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